コミュニケーションコストとは?コミュニケーションコストが低い組織へ向け、ルールとの関係を学ぼう!

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noteとWordpress同時公開になります。

「あとがき」お楽しみください。

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コミュニケーションコストとは

コミュニケーションコストとは、「情報伝達・意思疎通にかかる時間や労力」のことをいいます。一方で、「報告・連絡・相談など、ルーティンで必要な情報共有にかかる手間」も、また「コミュニケーションコスト」です。

コミュニケーションコストが低い状態とは、
手間や時間をかけず快適なコミュニケーションができている状態です。

コミュニケーションコストが高い状態は、
「言ったことが正確に伝わらない」「話しかけづらい」などの問題が発生している状態です。

現代では、チームを運営する際は、テクニカルなスキルや作業を遂行するスキル以上に、「コミュニケーションコスト」を意識する必要があります。

コミュニケーションとルールの関係

例えば、「情報伝達・意思疎通にかかる時間や労力」を減らすために、
業務の状況を毎週1回、全員で集まって話す打ち合わせを開催したとしても、「忙しい」、「時間がもったいない」と言って参加しない人は出てきます。

リーダの立場としては、全員出席してほしいのですが、全員に集まることが負荷(コミュニケーションコスト)となっていることを意識し、業務が近いメンバに分けるなどの工夫を考える必要があります。

コミュニケーションコストルールの精密さには、次のような関係があります。
1.ルールが全くない状態→コミュニケーションコストは高くなる
  → 相手の状況が分からず、誰に話してよいかわからない
2.ルールがちょうどよい→コミュニケーションコストは低くなる
  → 情報共有がちょうど良く、コミュニケーションコストが低い
3.ルールが多すぎる状態→コミュニケーションコストは高くなる
  → 報告が多すぎて、作業時間が取れない

コミュニケーションとルールが重要

チーム内の人が、少人数もしくは、同じメンバで変わらない場合は問題ありませんが、現代では、チーム内の人は入れ替わり、メンバの数も増減します。

コミュニケーションパスが増える公式は、
パス数 =人数x(人数ー1)÷2
と人数に対して指数関数的に増加し、スキルや年齢の差、モチベーションなども変化するため、コミュニケーションコストは簡単に増減するため、組織を運営する際は、コミュニケーションパスを意識する必要があります。

コミュニケーションがうまく行っていないと感じたら、朝15分状況を共有する、1 on 1で話を聞く、週に1回週報を出すなど、ルールを見直し、適切なコミュニケーションが行えるように改善する必要があります。

一方で、無駄な会議が多い、打ち合わせの内容が目的とあっていない、議事録作成に時間がかかっているなど、情報共有に無駄があると感じるときは、ルールを減らす必要があります。

現代では、個人のスキル、仕事の遂行能力に大きな差はありません。プロジェクトがうまく行かない原因は、チーム間、部門間のコミュニケーションの可能性が高いです。

コミュニケーションとルールの関係を知り、コミュニケーションコストが低いチーム運営、組織運営を行っていきましょう!!

あとがき

チームやプロジェクトを管理する際に、工程表を書くと思いますが、「必ず」と言ってよいほど遅延します。

各個人がどのような意識やスキルで仕事に臨んでいるのかをヒアリングしても、一生懸命、業務に当たっており、スキルも十分だと感じることがあるかと思います。

では、何がプロジェクトの遅延要因になっているかというと、コミュニケーションコストである可能性が高いです。

ある業務をする際に、別のチームの状況やアウトプットを待っていたりすることによる遅延や、依頼した内容を他の人に確認して進めることによる遅延は必ず発生します。

そのコストを工程に含んでいないため、気づいたらプロジェクトは遅れていきます。

工程が遅れるということは、プロジェクトがうまく行っていないということを表していますので、気合で挽回することも大切ですが、なぜ、予定通り進まないか考える必要があります。

プロジェクトに遅延を感じたら、まずは、コミュニケーションコストが高いのではないかと疑って、コミュニケーションコストが低い、チーム運営、組織運営をしましょう!!

また、組織と組織の間には、コミュニケーションパスがないため、ストラクチャルホールができます。コミュニケーションパスを最適化するために学んでみましょう!!

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