【もう迷わない!】ファーストチェス理論で、最高の意思決定を習慣化する

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1.ファーストチェス理論

ファーストチェス理論とは、チェスにおいて「5秒で考えた打ち手」と「30分で考えた打ち手」は、実際のところ86%が同じ手であると実証されたことから、長く考えても、最善の手を思いつくとは限らないという理論です。

つまり、意思決定をするとき、直感を信じて短時間で判断しても、長く考えて判断しても同じ打ち手になる可能性が高いため、意思決定を速くしたいときに用いられます。

2.決断の数は決まっている

ケンブリッジ大学のバーバラ・サハキアン教授の研究によると、人は1日に最大で3万5000回の決断を下しているそうです。

決断は、どんな内容であってもストレスを伴い、脳に負担をかけます。その疲労が積み重なると、決断ミスが生じるようになるため、余計な決断の数を減らす必要があります。

米Meta(旧Facebook)のCEO マーク・ザッカーバーグ氏は、
「なぜあなたは毎日同じシャツを着るのか?」
という質問に対し、

「僕は社会への貢献に関係しない決断はできるだけしないようにしている。これは多くの心理学的な理論に基づいていることで、何を食べるか、何を着るかなどのたとえ小さな決断でも、繰り返し行っているとエネルギーを消費してしまうんだ。」

と言って、毎日同じシャツを着ているそうです。
世界のリーダーは、余計な決断を減らしているということです。

3.意思決定を速めるには

チームの生産性を向上するには、リーダーの意思決定のスピードアップが非常に重要となります。

意思決定を速めるには

1.組織をフラットにする
日本企業のヒエラルキー型組織では、意思決定をするまでに、上司の承認を得て、さらに上長の決済のもと、進めることができます。
上司や上長がすべてを把握しているわけではないため、意思決定に時間がかかります。
2.意思決定にかかわるメンバを限定する
意思決定ができるメンバだけを集めて決めることで、意思決定のスピードは速くなます。
3.タイムリーに意思決定する
定例会議などのタイミングで判断を仰ぐことを考えていると、その会議のための資料等を作り込む必要があり、意思決定は遅くなります。
タイムリーに決裁者とコンタクトして意思決定することで速くなります。
4.70%で意思決定する
ソフトバンク 孫正義氏によると

「7割で勝負をかけろ 9割まで待つと手遅れ 5割で戦うのは愚かだ」
ということで、意思決定には100%の精度を求めず、70%の精度で決定するそうです。

ファーストチェス理論で直感を信じて、余計な決断を減らし、必要なメンバとタイムリーにコンタクトし、70%の精度でスピード感のある意思決定をしましょう!!

あとがき

「ファーストチェス理論」について説明しました。

直感が正しいというのは、ある意味「5秒で考えた打ち手」の正しさを表していると思います。

意思決定を速く、良い決定をするためには、

毎日同じ服を着て、余計な決定をしないようにしているというのには、驚かされました。

マークザッカーバーグのような大きな意思決定が毎日あるとは思いませんが、

日々の服を着るとか、食べ物に悩むなどの小さい意思決定を減らしていくことで、

良い決定ができるようになることを知る必要があるということです。

また、孫正義さんのように、意思決定には100%の精度を求めず、70%の精度で決定するというのも

意思決定のスピードを重視することの重要性を示しています。

日々の生活、仕事における意思決定を見直して、より良い意思決定を速く実行してみましょう!!

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