心理的安全性がある職場とは?生産性が高いチームを目指す方法を学ぶ

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note と同時公開となります。

「あとがき」もお楽しみください。

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心理的安全性とは

心理的安全性とは、チームや組織の中で、自分の考えや気持ちを誰に対してでも安心して発言できる状態のことです。

要するに、「言いたいことが言える職場」のことです。

Googleが「プロジェクトアリストテレス」で、社内にある数百のチームを分析し、生産性の高い働き方をするチームの特徴を徹底的に分析したのでが、生産性の高いチームに必要なものは「心理的安全性」でした。

グーグルが解明!心理的安全性の重要性とプロジェクトアリストテレスを解説
Googleの調査によって、生産性の高いチームは「心理的安全性」が高いと解明されました。本記事ではプロジェクト・アリストテレスの調査をもとに、心理的安全性の重要性を詳しく解説。さらに心理的安全性の測定方法や、企業の心理的安全性向上の取り組み...

つまり、「言いたいことが言える職場」は生産性が高いということです。

心理的安全性を損ねる4つの因子

心理的安全性を損ねる4つの不安は次のようになっています。
 ①無知だと思われる不安
  
分からない事があるにも関わらず、質問を通じて疑問を解消出来ない
 ②無能だと思われる不安
  
過ちを認める事が出来ず失敗やミスを隠しがちになる
 ③ネガティブだと思われる不安
  
能動的な発言が行われず情報共有がされない
 ④邪魔する人だと思われる不安
  
指摘を行う事を敬遠したり、具体的な改善行動に移さない

チームリーダーは、心理的安全性を損ねる4つの因子を取り除く必要があります。

心理的安全性の4因子

次に、心理的安全性の4因子は次のようになっています。
1.話しやすさ
メンバー同士で話しかけたり、なんでも相談できたりと、コミュニケーションを図りやすいチームであることが大切です。
2.助け合い
個々のメンバーが競い合うライバルではなく、新たなイノベーションを一緒に生み出したり、課題を乗り越えたりする協働・共創の風土です。
3.挑戦
一度の失敗やミスでへこたれることなく、前向きに挑戦していけるような雰囲気です。
4.新奇歓迎
チーム内に視点や価値観の違い、相違点こそが相乗効果をもたらすという考え方を浸透させることが大切です。

多様な人の価値観を受け入れ、お互いを尊重しあうことで信頼が生まれ、挑戦し、助け合い、話やすいチームが生産性が高いということです。

心理的安全性と仕事の基準

「言いたいことが言える」心理的安全性が高ければ、生産性が高いかというとそうではありません。心理的安全性に対して、仕事の基準が高いか、低いかで職場は4つに分かれます。

①心理的安全性 低い/仕事の基準 低い
 サムイ職場:自分の身を守り事なかれ主義
 この職場の口ぐせは、「余計なことするなよ・・・」
②心理的安全性 低い/仕事の基準 高い
 ヌルイ職場:仕事の充実感はなく、優秀な人は辞める。
 この職場の口ぐせは、「ま、仕方ないよね」 
③心理的安全性 高い/仕事の基準 低い
 キツイ職場:高いノルマで反対意見をいいづらい
 この職場の口ぐせは、「頑張ります(つらい)」
④心理的安全性 高い/仕事の基準 低い
 学習する職場:生産性が高く、成果を出す
 この職場の口ぐせは、「まずは、やってみよう!!」

新しい職場、新しいチームでは、まずは、心理的安全性を高めることが大切です。その上で、仕事の基準を高め、建設的な議論を行い、生産的で良い仕事ができる職場、チームを作ります。
心理的安全性が高く、仕事の基準が高い学習する職場を目指していきましょう!!

あとがき

チームにとって一番いい状態というのは、心理的安全性が高いというのは正解だと感じたことを記載いたしました。

厳しいカリスマ的なリーダーが率いる組織がものすごく良い成果を上げているのかというとそうではなく、部下に奉仕するサーバントリーダがいる組織でも成果は上がります。

やはりその差は、心理的安全性が高く、言いたいことが言えるというのが重要です。

カリスマ性のあるリーダも実は話しやすかったとか、部下の言動を細かく気にするというのも良くある話で、トップダウン、ボトムアップでコミュニケーションが確り取れている組織、挑戦できる組織が生産性が高い組織だと言えます。

リーダーになった場合は、チームの心理的安全性に気を配ることが
特に重要ですので気をつけましょう!!

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