ダークストアとは
ダークストアとは、ECサイトからの注文を受けて商品をピックアップする、いわば配送拠点として設置される店舗のことを指します。 店内は通常の実店舗と同じように商品が陳列されていますが、実際に消費者が訪れて買い物をするわけではありません。 一般の顧客にひらかれた店舗ではないことから、ダークストアと呼ばれています。
正直このような店舗がある言う事は驚きでした。
商品が陳列されているのに、一般のお客は買い物できないストアがあると言うことです。
何故このようなストアが必要なのか？
新型コロナの影響でオンラインでものを買う人が増えています。
そして地方にある実店舗には、客が来なくなっています。
オンラインショップで1番重要なのは注文から顧客に届くまでの時間です。
アマゾンは、プライム会員に翌日配送というオプションをつけて成功いたしました。
それでもまだ商品が、すぐに届くと言う意味では実店舗には勝てません。
ですので、ECショップは、より顧客に近い位置に倉庫が欲しいのです。
より顧客に近い位置に倉庫を持つことで顧客から発注が来て配送するまでの時間を短縮することができます。
現在のECショップは、配送時間の短縮という戦いをしています。
そこで必要となるのは、地方のスーパーマーケットです。売り上げが低迷している地方のスーパーマーケットは商品を陳列するだけで販売を行わず、ECサイトから注文が来た物の受け取りに利用されます。
そして、その店舗のスペースは倉庫として利用されますこれがダークストアというわけです。
店舗はどうなるのか？
これからの店舗に求められる機能は、体験型の店舗もしくは、オンラインからの倉庫に近いダークストアはになっていくと言われています。
体験型の店舗は人々が訪れてものを購入するわけですが、その際に、人は、いろいろ試してみて体験をすることを目的に店舗に訪れます。
つまり、店頭における商品のディスプレイの仕方も陳列すると言うよりは、触って使って雰囲気を味わうことに重きがおかれます。これが体験型の店舗です。
そして、商品の購入を目的に店舗に来るのであれば、オンラインで充分です。
一方で購入を目的とした店舗は、ダークストアのようにオンラインで購入した商品を受け取る目的で利用されます。
店で商品を手に取って購入する目的と言うよりは、その店は倉庫としての役割が強いため、わざわざ陳列してある商品を手にする必要はなく、オンラインで注文したものを受け取るもしくは、配送する店舗となります。
「ダークストア」と言う考え方が非常に面白いと感じましたので記載させていただきました。
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