最後通牒ゲーム・独裁者ゲームを学び、給与交渉をする際の提案者/受け手の考えを知ろう!!

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最後通牒ゲームとは

最後通牒ゲームとは、2人の人が、例えば1,000円を分ける時、
分け方の提案者が、それぞれの取り分を提案して、受け手がOKであれば、提案通り配分されるが、拒否されればお互いに何も得られないというゲームです。
  提案者、受け手(合意) → 配分される
  提案者、受け手(拒否) → お互い0円

シンプルなゲームではありますが、仮に自分の利益だけを考えると、提案者は受け手に1円もあげない交渉をする可能性はありますが、実際はそうはなりません。人間は、公平性を考え50%ずつに近い提案を考えます。

一方で、いくらで拒否権を発動するかですが、拒否権を発動すると、両方とも1円ももらえなくなるため、拒否しない方が経済的には得です。しかし、こちらも、提案者70%、受け手30%ぐらいの状況になると、受け手は不公平を感じ、拒否権を発動します。

通常の人は、不公平を感じたら、自分の取り分を失っても、相手に対して報復を与えようと行動するということです。ちなみに、サイコパスな人は、経済の合理性だけで行動するため、自分の受取が1円だったとしても拒否権を発動しません

独裁者ゲームとは

独裁者ゲームとは、2人の人が、例えば1,000円を分ける時、
独裁者が、分け方を決めるゲームです。受け手に拒否権はありません。
独裁者は、自分の取り分を決め、分け手に与えるゲームです。
独裁者(配分決定) → 配分される

この場合、人はどう行動するのでしょうか?相手に拒否権がないため、100%の取り分を取っても良いのですが、そうはなりません。
実際は、自分の評判を考えて、受け手に対して20%の与えるそうです。

提案者と受け手の意識のずれを知る

最後通牒ゲームと、独裁者ゲームの差異は、受け手に拒否権があるかないかです。

受け手に拒否権がある場合
 → 提案者は、30%~50%までの範囲で受け手に提案する。

受け手に拒否権がない場合
→ 独裁者は、20%ぐらい受け手に支払う。

つまり、拒否権があるかないかで、提案者(独裁者)が受け手に支払おうとす額は変わるということです。一方で、受け手は公平性を期待するため、軋轢が生まれます。

企業の給与交渉を想像してしまう面はありますが、結局のところ、人は立場や相手の拒否権の有無といった心理面の状態で、支払額や要求額が変わってしまうことを認識する必要があると思います。
簡単な交渉ゲームですが奥が深いゲームです。最後通牒ゲームと独裁者ゲームから、人間の行動心理を学びましょう!!

あとがき

ゲームの理論「最後通牒ゲーム」・「独裁者ゲーム」について記事を書かせていただきました。

提案者と受け手によるゲームとは言え、給与交渉の話となると、これは真剣なゲームなのではないかと感じます。

人である以上50%に近い給料を提案するだろうと思うのですが、自分の利益も加わるため、そこは謎が多いところではないかと思います。

一見簡単ではありますが、奥が深い「最後通牒ゲーム」は、それだけで本になっています。

ぜひ読んでみましょう!!

つぎに、独裁者ゲームとなると、話は別です。

相手に拒否権が無い場合、自分の取り分を80%ぐらいとってしまいます。

相手に拒否権が無いのは、単なる通告ですので、100%とっても良いという考え方はありますが、

評判のために相手に20%与えるというのは、なるほど、と感じます。

こういうゲームの際、最後通牒ゲームで1円でも拒否権を発動しないという「完全経済合理性」で動くことができる人は「サイコパス」と呼ばれています。

つまり、給与を説明される際、取り分がどれぐらいかで、自分には拒否権が無いと思われているか、相手はサイコパスかもしれないということがわかるかもしれません。

ある意味サイコパスを見抜くことができるゲームなのかもしれませんが、非常に奥の深い「最後通牒ゲーム」・「独裁者ゲーム」を楽しんでみましょう!!

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