CES(Consumer Electornics Show)とは
CESは、コンシューマー・エレクトロニクス・ショーの略称で、毎年1月にアメリカ・ラスベガスで開催される世界最大の家電技術見本市です。
家電やIT製品、自動車などの最新技術が一堂に会するイベントで、展示会には、世界中の大手メーカーやベンチャー企業が出展し、新製品の発表やデモンストレーションが行われます。
そのため、テクノロジー業界のトレンドや動向を把握するのに最適で、毎年、CESで発表された新製品は、その後の市場に大きな影響を与えています。
CESの歴史は古く、1967年に初開催されました。当時は、まだテレビやラジオなどのアナログ家電が主流でしたが、その後、デジタル家電やIT製品の普及とともに、CESは規模を拡大していきました。
近年は、AI、IoT、5G、メタバースなどの技術が注目されており、CESでもこれらの技術を活用した製品やサービスが数多く発表されています。
2024年は、1月10日(水)から、1月12日(金)まで、ラスベガスで開催され、
世界から約4000社・団体が出展し、13万人以上が来場しました。
CES 2024で注目の製品
CES2024では、さまざまな注目の発表がありました。
近年のCESの傾向は、「モビリティ」と「AI」がキーとなっております。
<モビリティ>
CESは、家電見本市ではありますが、電気自動車の発表が行われています。
ホンダが、2026年より新たな電気自動車(EV)「ホンダ0(ゼロ)シリーズ」を市場投入すると発表。
「空飛ぶクルマ」のコンセプトモデルが登場
通常は、普通の車ですが、羽が開いて空が飛べるモデルです。
その他、「SDV(ソフトウェア・ディファインド・ビークル)」が多く発表されています。
SDVとは、「ソフトウェアによって定義された車」と直訳してしまますが、意味は、「車と外部との間の双方向通信機能を使って車を制御するソフトウェアを更新し、販売後も機能を増やしたり性能を高めたりできる自動車のこと」です。
これからの車は、オンラインにつながって、アップデートされて付加価値が向上していくようになります。
その他にも、車にAIが搭載されたモデルなども発表されています。もちろん、「ChatGPT」搭載のモデルもあります。
<AI>
CES2024で話題になっている製品は、「rabit r1」です。
音声だけで操作できるスマートフォンのような機器でAIが搭載されれいます。
$199で販売するそうですので、購入してみても良いと思います。
ロボット関連も、様々な製品が展示されています。
面白いと思ったものは、
愛犬のコンパニオンロボット:愛犬のお世話をするロボット
ロボットバリスタ:カクテルや飲み物を入れてくれます。
プロジェクタ搭載ロボット「Ballie」:リモートで依頼もでき、タイヤがついているので室内を移動でき、プロジェクタを映すことができます。
他にも様々なものが発表されています。CESの発表は何度見ても楽しめますので、ぜひ、様々な記事を読んでみましょう!!
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