1.コンフォートゾーンとは
コンフォートゾーンとは、「居心地のいい場所」という意味です。心理学などでは、ストレスや不安が無く、限りなく落ち着いた精神状態でいられる場所を指します。
人は、「居心地のいい場所」にずっとに居続けたいと思うのですが、それでは、成長しません。
私たちの周りには3つのゾーンがあると言われています。
1.コンフォートゾーン・・・居心地がいい場所
2.ラーニングゾーン ・・・学びや成長がある場所
3.パニックゾーン ・・・ストレスや負荷が強すぎる場所
人が成長するためには、「ラーニングゾーン」に身を置く必要があります。
2.抜け出すには
コンフォートゾーンは、私たちが安心できる、自分のコントロール下にある領域です。コンフォートゾーンを抜け出すには、慣れ親しんだものから離れて、新しい環境に行く必要があります。
新しい環境では、知らないものがたくさんあり、人は不安になります。
この状況では、自分に自信をもてず、コンフォートゾーンに戻るための言い訳を探したり、周りの人の意見に影響を受けやすいという特徴も現れます。
しかし、この状況は一時的なものです。この先には「ラーニングゾーン」があると考え、恐れずに進みましょう。
3.限界的練習
トップアスリートや、一流バイオリニスト、チェスのグランドマスターなど、一流の人が行っているのは「限界的練習」です。
「限界的練習」は下記で構成されます。
1.はっきりと定義された具体的目標がある
2.集中しておこなう
3.指導者からフィードバックをもらう
4.「コンフォートゾーン」から飛びだす
一流の人は、ただ長く練習行うのではなく、目標を持ち、自分の能力を少し超える負荷を常にかけ続け、「自分ができる」と思うところよりも、もう一段階きついことに挑戦し続けます。
つまり、一流の人は、何かをできるようになっても、もっと多く、もっと速く、もっと精度よく、もっと効率的にと、様々なやり方で練習することで、自分の限界を超え成長していきます。
4.人が変わる方法
一流のアスリートのように、ストイックに練習することも重要ですが、行き詰ることもあるかと思います。経営コンサルタント大前研一先生が言うには、人が変わる方法は3つです。
人が変わる方法
1.時間配分を変える
2.住む場所を変える
3.付き合う人を変える
どれを実践しても、今よりもストレスがかかりますが、変えるなら、まずは「時間配分を変える」が一番簡単です。行き詰まったら、普段の生活で何に時間を使っているかチェックして、時間配分を見直しましょう!!
結果として、今できることを、意識的にもっと多く、もっと速く、もっと精度よく、もっと効率的に実施する。行き詰まったら、時間配分を変える、住む場所を変える、付き合う人を変えることで、自分を成長、変えることができます。
コンフォートゾーンを抜け出し、成長していきましょう!!
あとがき
「コンフォートゾーン」について記載しました。
人は、居心地のよい「コンフォートゾーン」にずっといたいと思うのですが、
成長するためには、一歩外のラーニングゾーンへ足を踏み出さなければいけません。
トップアスリートであったとしても、同じ練習を繰り返しているわけではなく、
「限界的練習」と言って、自分の限界を超えるトレーニングをしています。
人は、「時間、場所、付き合う人」で変わることができます。
新しい年に、時間、場所、付き合う人を変え、コンフォートゾーンの外へ踏み出して成長してみましょう!!
また,大前研一先生の書籍は、企業参謀がおススメです。ぜひ読んでみましょう!!
コメント
good!!!
Thanks!!