D-IDを使い、ChatGPTに言葉を作ってもらい、偉人が話している動画を作ってみましょう！！

D-IDとは

D-IDは、１枚の写真画像に、テキストを入力することで、写真画像がアバターになり、リアルな声と表情でしゃべらせることができるサービスです。

このサービスを使うことで、簡単に人が話す動画を作成することができ、動画制作のコストと手間を大幅に削減することができます。

URLは下記を参照してください。

D-ID Creative Reality™️

Introducing NUI the Natural User Interface, aimed at revolutionizing how people interact with anything digital leveragin...

www.d-id.com

DI-Dの始め方

DI-Dを始めるのは簡単です。まずは、Webサイトに行き、「TRY IT NOW」をクリックしてください。

次に下記のような画面が出ますので「START FREE TRIAL」をクリックしてください

Guest IDで、動画制作を行える下記の画面に入ることができます。

ただし、動画を出力するためには、ユーザ登録する必要があります。左下のアカウントをクリックして、「Login/Signup」を選択してユーザ登録します。

ユーザ登録画面は下記です。Googleアカウントがあれば簡単にユーザ登録ができます。

D-IDの使い方

DI-Dの使い方も簡単です。

「Create Video」画面に行き

①presenter(アバター）を選択する

②Script 話してほしい文字を入れる

③言語設定（Language)や声（Voice)、話し方のスタイル(Style)

を選びます。

これで、アバターが読み上げてくれる動画が完成ます。

サンプルで、一つ動画を作成してみます。

①アジア人の男性を選択します。

②こんにちは、今日はいい天気ですね。という文字を入れます。

③Japanese（日本語）、Daichi(男性の声）を選択します。

最後に「GENERATE VIDEO」を押すと動画の作成を行います。

下記のように動画を作成するかの確認画面が現われます。

無料アカウントでは、２０クレジットが付与されています。

１つの動画を作るに１クレジット必要となります。

「GENERATE」ボタンを押すと、Video Libraryに完成した動画が保存されます。

動画を選択すれば、ダウンロードすることもできます。mp4ファイルがダウンロードされます。

このように非常に簡単な手順で、人が話しているプレゼン動画ができることが分かったと思います。

D-IDの応用

それでは、DI-Dを活用して、ChatGPTにテキストを作ってもらい、それを話してもらう動画を作成いたします。

今回は、サンプルとして、「聖徳太子」の画像を使って、お話ししてもらおうと思います。

まずは、Choose a presenter の「ADD」ボタンで画像をアップロードします。

アップロードすると下記のようになります。

ここで、ChatGPTを使って、ロールを与えて一言、言ってもらいます。

ChatGPTは、ロール（役割）を与えることによって、あたかもその人が話すかのようなことを出力してくれます。

下記のようにChatGPTに依頼してください。

すると、ChatGPTは、まるで、聖徳太子が話してくれているような言葉を作ってくれます。

「人を愛し、道徳を守り、知を求めよ。

己を磨き、善を積み重ね、社会に貢献せよ。

常に自己革新を心がけよ。」

この言葉をD-IDに張り付けて、ビデオを作成してみます。

「GENERATE VIDEO」を実行すると、まるで画像の聖徳太子が話しているかのような動画が完成します。写真だとうまく表情が動くのですが、イラストだと少しうまくいかないようですが、

まるで、聖徳太子が我々に話してくれるような動画が完成します。

参考で、今回作成した動画は下記です。

まとめ

１枚の画像とテキストがから、アバターが話してくれているような動画を作成してくれる「D-ID」は素晴らしいです。

使用上の制限としては、

１．イラストだと少しずれてしまう

２．下記のようなウォータマークがついてしまう

といったことがあげられますが、動作は簡単で動画作成をすることができます。

有料（Pro以上）のプランならウォータマークは取れますので試してみていただければと思います。

また、ChatGPTを使えば、あたかも、過去の人が話しているかのような言葉も、簡単に作成することができます。

つまり、出会ったことのない人や、過去の偉人が話す動画を簡単に作成することができます。

また、D-IDでは、Chat D-IDといって、Chatで質問すると、アバターが話しかけてくれるサービスがあります。

🗣️ Talk face-to-face with AI

Experience real-time conversations with Chat.D-ID

chat.d-id.com

こういうことができるようになると、好きな人と話す練習をしたり、遠くに住んでいる孫とお年寄りが話すこともできるますし、

松下幸之助や、稲森和夫の著書や発言を事前学習させることで、自分が困ったときにどうするか相談するような「ビジネスコンサル」のようなサービスは簡単に作れる気がします。

いろんな可能性を秘めているサービスだと思いますので、ぜひ使ってみましょう！！