デジタル化やDXへ向かう記事を記載していることもあり、すでに企業や世代がデジタルネイティブに変わっていることについて記載いたします。
デジタルネイティブとは
デジタルネイティブとは、生まれたときからインターネットやパソコンが、あたりまえのようにある環境で育ってきた世代のことです。
デジタルネイティブ世代は、1980年前後以降が該当する世代とされおり、日本ではIT起業家たちの世代(76世代)、アメリカではミレニアル世代(Y世代)以降が、デジタルネイティブとされています。
現代社会では、デジタルネイティブな人が、成長し、企業で意思決定権を持つようになることで、ビジネスや働き方が大きく変わってきています。
デジタルネイティブ企業とは
デジタルネイティブ企業とは、1995年以降に設立され、ITやデジタル技術の利用を前提としたサービスや事業を展開している企業を「デジタルネイティブ企業」といいます。デジタルネイティブ世代が大人になって設立した会社で、代表的な企業は、「Google」や「Amazon」です。
デジタルネイティブ企業はあらゆる場面で、デジタル技術やデジタル化された情報の活用を最優先に考えます。
最近、書店に行くと、GoogleやAmazonの働き方について書かれた書籍が並んでいますが、デジタルネイティブ企業の考え方や働き方が、世界中で受け入れられ、成功を収めているということです。
デジタルネイティブならどう考えるか?
世の中「デジタル化」や、「DX」が叫ばれていますが、日本企業のデジタル化は、遅れを取っています。日本のITでは、老朽化システムを刷新しなければ「2025年の崖」から落ちると言われていますが、デジタルネイティブ企業は、老朽化システムに悩んでいません。
つまり、同じ業態で事業を行うと、デジタル技術やデジタル情報を活用するデジタルネイティブ企業に負けてしまいます。
また、ミレニアル世代(Y世代)の後に生まれた1990年代後半から2012年頃に生まれた世代を「Z世代」といいます。日本は人口が減少していますが、世界的には、スマホネイティブ、SNSネイティブな「Z世代」の人口が多く、国連統計によると、2019年には世界の全人口77億人の32%を占めるようになっています。
これから、グローバルビジネスを行う上では「Z世代」の存在は重要で、スマホネイティブ、SNSネイティブにならなければ生き残っていけません。
日本はデジタル化に遅れていますが、デジタルネイティブ世代が大半となっています。普段の仕事、生活でも、「GAFA」ならどう考えるか?「Z世代」ならどうするか?を意識することが重要です。デジタルな時代を楽しんでいきましょう!!
あとがき
生まれたときからインターネットやパソコンが、あたりまえのようにある環境で育ってきたら、考え方や行動の仕方が変わるように、
スマートフォンやSNSが当たり前のようにある環境で育ってきたら、考え方や行動の仕方が変わるという話なのですが、
GAFAの中でも、Google、Amazon、Facebookは、企業の考え方自体が、インターネットやパソコン、スマートフォン、SNSがあることが当たり前で、その情報の活用を考えて成長してきた企業です。
要は、働いている人の考え方、行動の仕方が違うだけでなく、社内の仕組みから違うので、スピードが全然違うということです。
それに加えて、世代もまた変わっています。
日本では、もう人口が縮小しており、若い人が職場から減ってきていますが、海外では、Z世代と呼ばれる世代がすでに多くなってきており、すでに意思決定権を持ち始めています。
これにより、「会社でクラウド使うのは・・・」とか「スマホを中心に業務をするのは・・・」という考えはどんどんなくなっていきます。
リスキリングの必要性が求められるように、デジタルネイティブなら、どのように考えて、行動し、どのようなものが欲しいのかを、見て、想像し、実践してみましょう!!
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