ストラクチャルホールとは?コミュニケーションパスの隙間を利用し、ハブ型人材になろう

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noteで人気のあった記事をWordpressでも公開いたします。

「あとがき」もお楽しみください。

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1.コミュニケーションパスとは

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コミュニケーションパスとは、人と人の間にあるコミュニケーションの通り道にのことです。1対1の場合、コミュニケーションパスは1本ですが、3人のコミュニケーションでは3本、4人のコミュニケーションでは6本とコミュニケーションパスが増えていきます。

コミュニケーションパスが増える公式は、
    パス数 =人数x(人数ー1)÷2
例えば、4人の場合 4x(4-1)÷ 2 = 6本となります。

式にある通り、コミュニケーションパスは、人数x(人数-1)となり、指数関数的に増加することになります。

100人のコミュニケーションパスは4950本となり、関わる人数が多いプロジェクトになると、情報伝達がより複雑になり、言ったことが伝わらないということがおこるため、組織はコミュニケーションパスを考え、正しく情報伝達できるようにしければなりません。

2.ストラクチャルホールとは

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組織の中で、例えば、AさんとBさんとCさん 3人がいて、
  1.AさんとCさんは同期
  2.BさんとCさんは仕事仲間
だったとします。​すると、AさんとBさんのコミュニケーションは、Cさんを通じて行うことになります。その人を通さないと情報やモノが得られないような部分をストラクチャルホール(構造的隙間)と言います。

コミュニケーションパスが増えるとストラクチャルホールは、当然発生します。例えば、会社で、この人とこの人は仲が悪いとか、この上司とこの部下は相性が悪い、上司は知りありではないが、この部門の人は知人なので話しやすいなどといったことは、そこにストラクチャルホールがある事例となります。

3.得するのは誰か?

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組織レベルでも、もちろんストラクチャルホールは発生します。この部門とこの部門は連携が取れていない、この部とこの部はいつも対立しているといったものです。こういう時に、ストラクチャルホールにいる人が重要になります。

ストラクチャルホールにいる人は両方の組織の情報や、組織がどうしようとしているかをコントロールできるようになるため、情報やコントロールの優位性を利用してポジション的に優位に立つことができます。

つまり、仕事をする際、どこにストラクチャルホールが存在するかを探し、そのポジションを取ることで、優位な位置に立つことができるということです。

あとがき

コミュニケーションパスが指数関数的に増えるという中で、ストラクチャルホールができるというのは興味深い内容でしたので、記事にか書かせていただきました。

また、ストラクチャルホールを見つけて、入り込んだ人が、実は得をするというのは非常に勉強になります。

世の中で言うところの、通訳の役割を果たしてくれる人や、代理人(エージェント)など、間に入って得をするためには、両者の間を円滑にうまく取り持ってくれる人である必要があります。

単に、言葉を翻訳したり、言いたいことを伝える役割ではダメで、代理人となったら両者がWin-Winになることが価値を生むということです。

ストラクチャルホールを学び、ハブ型人材となり得をして行きましょう!!

また、コミュニケーションを最適化するには、コミュニケーションとルールの関係を学ぶことが重要ですので、次の記事も読んでみましょう!!

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